こんにちは。大分医大生家庭教師グループOMsT(オーエムスティー)代表のだいちです。
先日の前編に続き、後編では医学生生活のマストアイテムや、一年のスケジュールを話したいと思います。
目次
マストアイテム
iPad
まず一つ目のマストアイテム!iPadです。
これは本当にマジで必要です!!
うちの学年だとだいたい7割がiPadもっていて、1割の人がsurfaceを持ってます。
主な用途は、調べ学習とブラウジングです。
また高学年になると動画講座なども見るのですが、パソコンよりiPadが見やすいです。
授業中に調べ物するのにもスマホでは心証が悪いですが、iPadだと調べている感もでます。また教科書や授業スライドがデータで配布されていることもあるので、それを見るのにも使います。
過去問などの問題もPDFやGoogle docsなどのデータで共有されるので、それを見るのにもよく使います。
なかには、Apple pencilで講義ノートをとってる猛者もいますね。
ちなみに僕が入学した頃は医学生×iPadみたいなスタイルがあんまりメジャーじゃなかったので、布教する側にいたのですが、いつの間にかiPadもって勉強するのは当たり前だよねって雰囲気になりました。
パソコン
これはまぁ大学生なら皆、必要なアイテムですね。
6年を通してレポートを書くことも多いですし、スライド発表もあります。
学校の貸し出しPCもあるので、無くても切り抜けられるかもしれませんが、結局カルテを書くのにタイピングの練習をしなきゃいけないので手元に一台はパソコンを持つようにしておきましょう。
ちなみにWindowsでもMacでもいいと思います。僕の学年は半々でした。
(個人的には、Macをオススメしますが)
ただ一つパソコン選びで言っておくことがあって、家電量販店で何となく買うと何故かバカでかいの買わされます。頻繁に持ち運びするので、大きいパソコンは避けましょう。(その点でもMacは選ぶの難しくなくてオススメなんだけどな笑)
あと、家電量販店の新生活・大学生にオススメ!みたいなところにあるパソコンは本当に良くないので止めましょう。
勉強の姿勢
動揺しない心
学内の同期は、たしかに医大という受験の難関を潜り抜けた人たちです。それ故、勉強に関してもいろいろと信念がある人が多いです。
しかし、なかには「まだ試験勉強始めて無いの!?」「それ知らないと試験落ちるよ」「教授がここ出すって言ったからこのページは丸暗記だよね??」などなど、ついつい言ってくる人もいます。
僕はこれを根拠に乏しい”煽り”と言ってますが、医学生はみんな試験に必死なので、ついついこのような場面に遭遇してしまいます。
そういうときに、「動揺しない心」が大切かなと思います。
奇をてらわない
それともう一つ大切なこと、医学部はみんな勉強に関してプロ級の人たちの集まりです。
ですので、勉強に関しては「みんなと同じことをする!」のが最重要課題です。
みんなが勉強を始めたらする。みんながやってる教材やレジュメを確認する。などなど。
「俺は頭がいいから、教科書最初から読むぜ!」とか「先生の言ってることが理解できるまでとことん調べ尽くすぜ!」とかは絶対におすすめしません。医学部では勉強しない人が留年するのはもちろんのこと、オリジナルの勉強をする人も同じように留年します。
膨大な量と難しい概念を手探りで勉強するので、先生や同期の言っているポイントを押さえながら勉強することが大切かなと思っています。(特に僕みたいな凡人には・・。)
一年生のスケジュール
入学
入学式があり、その後にオリエンテーション三昧になります。
学校によってはスポーツ大会などの交流行事や、病院を見学する早期体験学習などもあります。
新歓・入部
これまた大きいイベントだと思います。今後の6年間に影響するので部活選びは慎重に。
5月、6月くらいに正式に決まって、新歓コンパが開かれます。
夏休み・西医体/東医体
医学部といえど大学生の休みは長いです。
部活に入ってると部活三昧になるかもしれませんが。。
お盆付近には、西医体/東医体という全国の医学部が一つの県(毎年持ち回り)に集合してお個習われる体育大会があります。運動部にとっては一年で最も重要な行事です。
西日本では西医体、東日本では東医体が行われるのですが、全国から医学生が来るということで、実はとんでもない規模の大会です。(参加人数的な規模だけでいうと、国体の次に西医体/東医体らしいです・・。)
後期・医大祭
セメスターみたいな概念がかなり希薄ですが、一応二学期制のところが多いと思います。私大の多くでは後期から基礎医学が始まったりします。少しずつ医大の生活に慣れ始める頃です。
秋頃には医大祭(学祭)が行われます。これも部活にとっては一大行事の一つですね!
また運動部のみならず、文化系や医療系サークルの本領が発揮される場面でもあります。
医学部に関心がある高校生が来たりするので、医療系サークルはだいたい盛り上がってるイメージです。
進級・追いコン
冬の間はそんなにイベントはないです。だいたい試験が続いて、最後に進級判定があります。多くの人は大丈夫ですが、再試験に回ったり、進級判定にドキドキする人も出てくる時期です。
また6年生が卒業するのに合わせて、部活では追い出しコンパが行われます。とりあえず節目には派手に飲みがちな医大生の生活です。
終わりに
いかがだったでしょうか?
前編と合わせて、カンタンに医大生1年生の生活を紹介させていただきました。
もちろん学校が違うとガラリと変わるかもしれませんが、何かの参考になればなと思います。
それでは!